印西市立原山中学校 令和8年度学校経営方針

 学校教育目標『 自律と尊重 』
~未来を拓く「自己」の確立と、共創する「対話」の深化~

 私たちは、急速に変化し、予測不能な時代を生きる若者たちが、生涯にわたって自分らしく輝き、豊かな心とたくましく生き抜く力の基盤として「自律と尊重」を掲げています。この精神を、日々の学びにおける「知識× 経験=豊かな心」「知識×考える力=知恵・教養」の相乗効果を通じて、揺るぎない「しなやかさ」を育んでいきます。


【本校の教育理念:人間の尊厳に立脚し、自ら考え行動する人間力を育てる】
 私たちの教育の根底にあるのは、「誰もが皆(全ての個人は)等しく、よりよく生きる(幸福を追求する)権利を持つ」という人間の尊厳の理念です。 真の自律とは、単に自分の思い通りに動くことではありません。「善悪は自己との対話において見いだせる」という信念のもと、自己との対話を通じて正しさを問い続ける「自ら考える」姿勢こそが、自由に伴う責任です。 本校では、基礎的な知識に「考える力(自ら問い、多角的に分析する力)」を掛け合わせることで、生きた「知恵・教養」へと高めます。この教養を多様な「経験」と結びつけることで、困難に直面しても折れない豊かな心としなやかな強さを育みます。

【自律:自ら考え、責任ある判断をし、実行する力】
 本校では授業の在り方を「教わる」から「自ら学ぶ」へと転換し、「自己」を確立する具体的なプロセスを構築します。
「自ら考え」
 正解のない問いに対しても、「最後まで考え抜く粘り強さ」を養います。
「責任ある判断」
 善悪を自己との対話により導き出し、「主体的で当事者意識を持った決断を促します。
「実行する」
 目標を見据えて計画を立て、「まず一歩踏み出す」勇気を尊びます。
 この「知の手触り」を伴う試行錯誤の過程こそが、変化に適応する「しなやかさ」の源泉となります。

【尊重:対話によって「最上位目標」を導き出す力】
 「尊重」とは、誰もが持つ「よりよく生きる権利」を認め合い、対話を通じて新しい価値を創り出す力です。確立された「自己」があるからこそ、他者への真の尊重が生まれます。
「人間の尊厳に立脚した尊重」
 他者を尊重しなければならないことと同様に、自身も他者から尊重されなければなりません。議論によってどちらかを選択する二項対立ではなく、対話によって最適解を模索します。
「対話力の深化」
 異なる意見に謙虚に耳を傾ける「傾聴」、自分の考えを「相手がわかる言葉」で論理的かつ誠実に表現する「発信」。そして、対話によって互いの利害を超えた「最上位目標(理想)」を共に描き出し、互いが納得できる解決策を導き出します。

【求める生徒像:誇り高き「未来の創り手」】
1. 「自立心と知性」を持ち、自己を確立する生徒
知識と考える力を掛け合わせ、自己と対話しながら善悪を判断し、最後まで粘り強く考え抜いて一歩を踏み出すことができる人
2. 「主体性」を持って社会に参画する生徒
自らの判断に責任を持ち、計画を立てて物事を成し遂げようとする、しなやかで力強い実行力を持つ人
3. 「対話」を通じて価値を共創する生徒
自分と他者の権利を等しく尊重し、対話によって互いの納得解を導き出し、より良い未来を仲間と共に創り出せる人